こてつ防災シリーズ#1〜 ゲリラ豪雨・台風対策できてる?おうちの中をチェック!〜

豪雨・台風対策

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最近ゲリラ豪雨が多いね…。皆さんの地域は大丈夫かニャ?

わしはこの前の雨で床下浸水したよ〜!大変だった。

8月に入ってから線状降水帯の影響などで、各地が豪雨被害にあっています。直近の豪雨被害では、石川県や九州地方の洪水や河川の氾濫などが記憶に新しいですね。

また、線状降水帯での豪雨に加え、これからの季節では台風もやってきます。その際に起きうる災害と防災対策について、こてつと一緒に見ていきましょう!

今回のねこ便りでは、豪雨・台風などによる被害のおうちの中の防災対策をチェックしていきます。

目次

8月9月10月は洪水・台風が起きやすいタイミング?その理由とは

1年の中でも最も注意したい季節だと言われてるけど、なぜ夏の終わり〜秋にかけて大雨や台風が増えるの?

①海水温の上昇

8月、9月にかけて、日本の周辺の海水温が最も高くなります。

台風は、温かい海水をエネルギー源として発達します。海水温が26.5度以上になると活発になり、日本の南の海域では夏から秋にかけてこの条件が満たされます。海水温が高いほど、より強いエネルギーを吸収して巨大な台風へと成長するため、この時期に強い台風が日本に接近・上陸しやすくなるのです。

②太平洋高気圧の勢力

夏から秋にかけて、太平洋高気圧の位置と勢力が変化します。

夏の盛りには、太平洋高気圧が日本列島を覆うため、台風は日本に近づきにくい傾向にあります。しかし、9月以降になると太平洋高気圧が徐々に南へ退き、台風が日本列島へ向かう「通り道」ができやすくなります。このため、勢力を保ったまま日本に上陸し、大きな被害をもたらすことがあります。

③秋雨前線(停滞前線)の活発化

9月から10月にかけて、秋雨前線が本州付近に停滞しやすくなります。

この前線に台風から流れ込む湿った空気がぶつかると、積乱雲が発達し、短時間で大量の雨を降らせます。台風本体が日本に接近していなくても、遠くにある台風の影響で前線の活動が活発になり、全国各地で洪水や土砂災害を引き起こす「台風+秋雨前線」の組み合わせは、特に注意が必要です。

さまざまな理由から夏〜秋にかけて雨の被害が増えるんだね。今すぐできる対策ってあるのかな?

あなたのおうちは大丈夫?今すぐできる豪雨対策!

真夏の40度近い気温での片付けは気が滅入るし、体力も奪われるしでツラかったよ〜!次は対策をしておきたい!何ができるかな?

一気に水かさが増したりするので、対応のしようがない!と思いがちだけど、普段からできることを少しずつやっておくだけでも対策できそうだね。

排水口や雨どいをきれいにしておく

まず、お家の周りの排水口や雨どいにゴミが詰まっていないか確認しましょう。枯れ葉や泥が詰まっていると、雨水がうまく流れず、溢れて浸水する原因になります。

特に、以下の場所をチェックしてみてください。

  • 家の周りにある雨水用の排水口
  • ベランダやバルコニーの排水口
  • 雨どいの落ち葉やゴミ

これらは、いざという時のために、定期的に掃除しておくことが大切です。

窓や玄関周りを補強する

強い風を伴う豪雨では、窓ガラスが割れる危険があります。飛散防止のため、今すぐできる対策をしましょう。

  • 窓ガラスの補強
    窓に養生テープやガムテープを貼ることで、万が一割れてもガラスの飛散を防げます。米の字型に貼ると効果的です。
  • 雨戸やシャッターを閉める
    窓の補強だけでなく、雨戸やシャッターがあれば必ず閉めましょう。
  • 玄関や窓の隙間を埋める
    隙間テープやタオルで、雨水の侵入を防ぎましょう。

大切なものを高い場所に移動させる

家の中に水が入ってくることも想定し、大切なものを高い場所へ避難させましょう。

  • 貴重品
    通帳や印鑑、現金、身分証明書、健康保険証など、水に濡れて困るものは、高い場所や防水性のバッグに入れておきます。
  • 電化製品
    テレビや冷蔵庫など、コンセントを抜いて、できるだけ高い場所に移動させます。
  • 家具
    家電と同じく、床に置いてある貴重品や本、書類などを2階や棚の上へ移動させます。

これらの対策は、いざという時に慌てずに行動するためにも、普段から心がけておくといいですね。

最近の豪雨被害では、床上で膝や腰の位置まで水かさが増す地域も多いね。少しでも被害を抑えるためにも、1階にある電化製品や貴重品は、棚などを使って少し上の位置に置くことを心がけてみて。

ハザードマップで避難場所を確認する

「うちは大丈夫だろう」と思っても、いざという時に安全な場所を知っておくことは非常に重要です。

お住まいの地域の自治体が公開しているハザードマップを、スマートフォンのアプリやインターネットで確認しましょう。

  • ハザードマップ
    地震、洪水、土砂災害など、災害が発生したときに危険な場所を示した地図です。
  • 避難場所
    避難所や避難経路を確認し、家族と共有しておきましょう。

これらの対策は、どれも時間と手間がかからず、すぐに取り組めます。もしもの時に慌てないためにも、ぜひ今日のうちに試してみてくださいね。

うちも浸水するなんて思ってもいなかったからね。避難指示の通知が来たけど、どこに行けばいい?って迷ったよ。日頃から確認しておく大切さを学んだよ。

災害には日頃からの備えが大切!

ゲリラ豪雨や台風などの洪水については、日頃から少しずつ対策やチェックを進めていきましょう。

週に1度、月に1度この日は確認日!みたいな日を設けて、対策を怠らないよう心がけていく必要があります。

災害は急に来るから日頃の備えが大切だね。第二話では非常持ち出し袋の中身をチェックしていくよ!

また見に来てね!







災害対策チェックを行なって、緊急時に備えよう!

災害対策をチェック!
  • 避難場所の確認
  • 災害時の家族との連絡方法
  • 非常用持ち出し袋の中身の確認
  • 自宅の周りの点検
  • 窓ガラスなどの補強
  • ハザードマップの再確認
  • 貴重品の避難
  • 電化製品を安全な場所に移す
  • 水のうや土のうの準備

いくつ当てはまったかな?
一緒に確認しながら、少しずつ進めていこうね♪

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