2025年の全国での認知症患者は、700万人を超えるとされています。そんな中でもとりわけ大きな問題となっているのが「資産凍結」です。
昨今の詐欺や乗っ取り予防の急増により、口座などの資産は原則本人以外の引き落としや解約はできないものとなっており、制度も日に日に厳しくなってきています。
認知症が進めば、口座の暗証番号がわからなくなってしまったり、解約の意思を伝えられず資産を凍結させてしまう恐れがあります。そんな資産凍結を防ぐために最近人気なのが家族信託の「おやとこ」です。
この記事では、資産凍結防止のためのサービス「おやとこ」について紹介していきます。ぜひ、高齢の親がいる方は、このまま最後まで読み進めてみてくださいね!
おやとこはどんなサービス?詳細を具体的に解説!
では、まずおやとこのサービスについて、具体的に解説していきます。「家族信託」という広い意味でのサービス情報から紹介します。
おやとこのサービス詳細
「家族信託」という言葉は聞いたことがありますか?
家族信託とは、自分の財産の「管理権限」を家族に任せる(託す)ことで、認知症や病気を発症しても、資産凍結を防ぐことのできる制度のことを指します。
それが「おやとこ」のサービスです。
家族信託の制度を利用していないことで、資産が自由に動かせないこととなり、相続などもより複雑でトラブルになってしまうこともあるのです。
以下のチェックポイントを見て2つ以上当てはまっている場合、家族信託制度の活用をおすすめします。
- 親が75歳以上
- 親の物忘れが増えてきた
- 親が認知症になったら自分たちで面倒を見る
- 資産のことについて親と話し合っていない
- 相続について話し合っているが進んでいない
- 将来は実家を売却しようと思っている
- 親が収益物件を保有している
口座のみに関わらず、不動産などの売却でも家族信託は有効です。親が認知症になって、意思疎通ができなくなってしまった場合、当人名義であれば売却は不可能となります。
そういった状況を防ぐためにも、家族信託の「おやとこ」は有効なのです。
おやとこの特徴
では、次におやとこの特徴について見ていきましょう。
資産凍結を免れるには、「家族信託」と「成年後見人」の2つの選択肢があります。
しかしながら、成年後見人制度は、裁判所の監視下での資産管理となり、口座の解約や不動産の売却など、一つひとつに裁判所の許可が必要となるのです。
それに対し、家族信託である「おやとこ」は、家族信託の契約書に従って資産管理ができ、自由に管理ができるのが特徴です。
また、費用に関しても成年後見人制度の活用では、申立ての初期費用で約20万円、後見人への月額費用で2〜6万円程度の支払いが発生し、コストがかかります。
「おやとこ」であれば、信託資産の1%程度を初期費用として準備し、継続サポートの依頼は月額費用で数千円で済みます。
家族信託サービス制度は、認知症発症後は利用できない決まりとなっており、意思疎通ができる今のうちにサービスの利用を検討しておくと安心です。
おやとこと類似サービスとの違い
おやとこなら、オンライン相談やご自宅での相談が可能で、仕事や家事育児で忙しい方でも気軽に相談できるのがおすすめの理由の一つです。
また、おやとこは資産管理用の専用アプリを使用していきます。その中でわからないことがあれば、LINEなどで専門家に相談も可能です!
他社が提供している家族信託のサービスでは、アフターフォローのないところも多く、使い勝手がわからず苦労する方もいます。結局、アプリをうまく使えず、親が認知症になってしまって資産が凍結してしまうなんてことも発生してしまいます。
そういった面では、おやとこはいつでもサービスや家族信託についても専門家に相談できるので、安心して使えておすすめです。→おやとこで家族信託の話を聞いてみる
おやとこのメリット
では、ここからはおやとこのメリットについて見ていきましょう!おやとこには、主に以下の5つのメリットがあります。
- 契約説明時に専門家が同席してくれる
- オンライン面談や自宅面談も可能
- 初期費用・月額費用が安くコスパ◎
- 家族信託の専用アプリで管理が簡単!
- アフターサポートが手厚い
契約説明時に専門家が同席してくれる
家族信託の契約では、契約する本人があまり気が進まないといったことも少なくありません。認知機能はまだ大丈夫と思っていたり、資産を自分から手放すのは納得できない親御さんも多いでしょう。
そんな時、ご家族への説明を一緒に専門家が対応してくれるのも、おやとこの大きなメリットでしょう。
資産や相続、認知機能の話など、家族だからこそ言いにくいこともあります。そんな時に相談できて、一緒に説明してくれるのは頼れる味方となってくれるでしょう。
オンライン面談や自宅面談も可能
おやとこでは、オンライン面談や自宅面談も可能で、仕事や家事育児、介護などで忙しくても、時間をかけずに相談ができます。
他社の家族信託サービスであれば、事務所への訪問がマストになってしまっていることも多く、時間がない中でも面談できるのはおやとこのメリットです。
オンラインでの面談や自宅への訪問は…という場合は、近くの喫茶店などでお茶を飲みながら話を聞くことも可能です。
初期費用・月額費用が安くコスパ◎
おやとこの最大のメリットは、費用が安いところです。家族信託の相場としては、初期費用がだいたい30万円以上するところが多く、あまり手の出しやすい金額ではありません。
しかし、おやとこでは初期費用が55,000円となっており、相場の6分の1程度でお得に家族信託することができるのです。
また、専用のアプリを用いて資産管理を行うのですが、その利用価格も月額で2,728円〜となっており、専門家への資産管理の相談もできます。
家族信託の専用アプリで管理が簡単!
おやとこは、専用アプリで資産管理を行います。使用方法も簡単で、信託契約書の作成を始めとする、各種手続きをアプリ上で専門家がサポートし、いつでも相談ができます。
家族信託を始めるにしても、従来の紙のやり取りでは手続きや契約などが複雑で面倒といった声もありましたが、アプリ上でサポートできることにより、複雑さも軽減し、資産の管理もしやすくなりました。
アフターサポートが手厚い
アプリを運用することで、アフターサポートも手厚くなっています。これまでの家族信託サービスでは、アフターサポートなどはなく、資産の管理についてはご家族に任せっきりといったサービスでした。
しかし、資産を管理するといっても、初めてのことだらけで都度行わなければいけない手続きやよくわからないことも多いと思います。
そんな時に、おやとこでは専門家にいつでも相談できるので、ここも大きなメリットですね!
デメリット
では、ここからは詳しいデメリットについてもみていきます。主なデメリットは、以下の2つです。
契約に家族の理解や説得が必要
おやとこに限らずですが、家族信託は家族の資産を代わりに管理するサービスなので、管理される側の承諾が必要になります。
資産管理の承諾が得られなければ、家族信託は利用できないのでそこがデメリットと感じる人も多いでしょう。
その場合、おやとこでは相談時に家族への説明に専門家も同席が可能です。家族信託は資産という大切なものの管理となるので、全員が納得してから進めたいですよね。
そんな時にもおやとこは頼れる存在なのです。ぜひ一度相談してみてくださいね。
認知症が悪化してからは契約できない
成年後見人制度は認知症の悪化後も、制度としては利用することができ、資産の管理もしていくことができ家族信託ではそれができないのでそこをデメリットと感じる人もいるかもしれません。
しかし、成年後見人の場合は、資産の管理や利用に全て裁判所への許可や申請が必要になります。
手間な手続きを減らしたり、自由に管理するためにも、認知症が悪化する前に家族信託の利用をおすすめします。
おやとこの利用料金
では、ここからは、おやとこの利用料金について見ていきましょう!
初期費用は55,000円〜
おやとこの初期費用は55,000円〜と他社の家族信託のサービスに比べて、価格が安いことも特徴です。
相場で言えば初期費用だけでも30万円近くするところも多く、それに比べ、おやとこは5万円台で利用できるので非常にお得です。
月額費用は2,728円〜
また、月額費用も2,728円〜と財布に優しい価格となっています。専門家への相談も月額費用さえ支払っていれば何度でも相談ができるので、安心を安く買える非常に優しいサービスでしょう。
家族信託でもっとも大変とされている「親への説明と契約」も対応が可能で、弁護士や司法書士などの専門家も同席し、家族への説明を行ってくれます。全員が納得するまで説明をしてくれるので、ここも安心材料でしょう。
おやとこの評判は?実際の利用者の事例
ここからは、おやとこの評判について見ていきましょう!以下では、2つの事例について紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
事例①母親の認知機能の衰えに危機感を覚え、相談に
おやとこに問い合わせしたきっかけは、「家族信託専用のアプリ」が使えること、信託財産の管理をスマホで簡単にできることを知ったことです。
成年後見人についても検討しましたが、毎月の報酬や管理面で制限が出てくる印象です。家族信託を利用して、自分たちで利用できるならその方が良いと思いますし、凍結される前に対策ができるのも良いと思って。
両親の預貯金と所有していたマンションを管理することとなりました。
何を聞いてもスムーズにやり取りをしてくれて、アドバイスも的確で親切に教えていただきました。しっかりとした経験と知識のある専門家の皆さんが対応してくれるので、一切不安や不信感はなかったです。
事例②叔母の施設入居をきっかけにおやとこを利用
福祉事業をやっていたこともあり、成年後見人がついて人の生活は、少し詳しかったんです。財産を知らない人に管理されるっていうのは、ものすごく抵抗がありました。
とは言ったものの、何をどうやって管理すればいいのかネットなどで調べました。
そこで一番上に表示されたのがおやとこだったんです。
金銭と不動産の信託契約をしましたが、特に金銭は用途ごとで口座が分かれていて大変でした。お金があっちこっちに散らばっていたので、管理するためにも信託が必要になるなと感じました。
おやとこのアプリ、本当に分かりやすくて便利ですよね。選ぶ項目が分かれてていいです。項目も使うものがバッチリ組み込まれていて、やる気がでました。
おやとこの利用が向いている人の特徴
家族信託やおやとこについてはよく理解できたけど、本当に自分は使うべき人間なのか?というのが一番気になるところですよね。
では、最後におやとこの利用が向いている人の特徴について紹介していきます!
①高齢の親の資産について知っておきたい
離れて暮らしていれば、高齢になった親の資産状況についてあまり知らないといった方も少なくありません。
どういった資産を持っていて、口座にいくらあるのかもわからない状況の人がほとんどかと思います。そういった場合、認知機能が弱り出す70歳以上であれば、どんな資産があるのか、口座にどれくらいの資産があるのかを知っておく必要があります。
また、知っておくだけでなく、70歳を超え出したあたりで、近いうちに資産凍結の当人になる可能性も少なくありません。
70歳以上の親がいる人で、親の資産について何も知らないといった方は、一度おやとこに相談してみてください。
②親の認知機能が低下してきている
親の認知機能が低下してきている場合は、早急に資産管理が必要な状況です。物忘れがひどい場合や、意思疎通が難しいといった場面が増えてきた場合、まずは資産凍結を防ぐ必要があります。
認知機能は徐々に悪化していきますが、大きな環境の変化やストレス、脳卒中などの病気によって、急に悪化することも珍しくありません。
親との会話があまり通じない、物忘れがひどくて不安などの悩みを抱えている方は、家族信託を検討してみましょう。
③そろそろ相続を考えている
親の年齢も考えて、そろそろ相続を考えているといった方にも、おやとこはおすすめのサービスです。
相続について気になってはいるけど、親が亡くなってからのことにもつながるので、なかなか相続について言い出しにくいといった方も多いです。
そんな時にも、おやとこが活躍してくれます。ご家族への説明は弁護士や司法書士など、専門家も同席して説明を行うので、相続や資産管理などについて言い出しにくいことも、全て任せることができます。
安心して親の資産を守りたいなら継続サポート可能な「おやとこ」
おやとこの評判について、解説してきました。大切な親が守ってくれていた資産。高齢で何もわからなくなってしまう前に、管理を家族に託すことで、ご家族で安心して暮らしていくことができます。
資産凍結といった悲しい結末にならないよう、しっかりとご家族と話し合って、資産管理をしていきましょう。
親の資産について心配な方はまずは無料相談から→おやとこに相談する