そろそろ退職金が入るから、運用を考えてるんだけど運用相談はどこにすべきかな?あんまりよく分かってなくて…。
退職金運用の相談先は主に3つあります。大金を運用することになるので、安心安全で尚且つ堅実に利益が出る相談先を選びましょう!
- 退職金の運用を考えている人
- 退職金が銀行で眠ってしまっている人
- 退職金を運用したいけどいまいちわからない人
この記事では、退職金の運用相談先や運用の際の注意点、運用方法について詳しく紹介をしていきます。
退職金が銀行に眠ってしまっている方や活用・運用方法で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね!
退職金運用の相談先3選
退職金運用をする際の相談先としては、主に以下の3つがあります。
💡 銀行
💡 証券会社
💡 IFA
それぞれの相談先の強みや注意点を紹介するので、参考にしてください。
銀行
退職金運用で銀行に相談する方法があります。銀行では、定年退職者向けの相談窓口や金融商品を設けているところも多く、相談しやすいでしょう。
退職金にかかわらず、それ以外のお金全般の問題や定年退職後の資産形成についても相談できるので、おすすめです。
しかし、よく調べてみると「退職金運用は銀行に相談してはいけない。」といった記事も見つかりました。内容としては、手数料が高く損をしてしまう可能性も高いのが相談してはいけない理由としています。
また、各銀行で取り扱っている「退職金プラン」も最初の数ヶ月だけ金利を高くしており、それ以降は定期預金と同じ0.025%の金利となっているので運用しても意味がない可能性も高いです。
参考:「退職金の運用は銀行に相談してはいけない。なぜかというと…」ファイナンシャルプランナーが<退職金特別プラン>の落とし穴を解説
定年退職向けの相談窓口があるので、安心して相談ができるメリットがあります。しかし、自由度が低いのでしっかり運用したい方には不向きですね。
証券会社
退職金運用の相談先の一つとして、証券会社もあります。証券会社は、顧客の資産を増やすための役割を持っているので、相談先としてはおすすめです。
相談できる運用方法としては、「株式」や「投資信託」「国債や社債などの債券」があります。
証券会社で退職金運用をする注意点としては、担当者によって知識量が異なるところが一番注意したいところです。受け持ち件数の多いベテラン社員もいれば、入ったばかりの新人担当もいるので、頼りないと感じてしまうこともあるでしょう。
また、担当者が定期的に変わるのも証券会社での運用相談をするデメリットとなります。証券会社などの金融機関では、おおよそ3年周期くらいで担当者が転勤してしまう可能性がもっとも高くなっています。
長期運用したい場合であれば、途中で担当者が変わってしまうデメリットもあることを覚えておいてください。
証券会社ということもあり、相談の幅も広いです。しかし、退職金運用に強い担当者が当たるかは運になります。しっかり相談したい場合は、退職金専門のIFAマッチングサービスがおすすめ!
IFA
IFAは、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」の略で、特定の金融機関に所属せず、サポートしてくれます。
さまざまな金融商品を取り扱うことができるため、商品知識が豊富なのでそこが一番のおすすめポイントでしょう。
まずは、どんな運用方法が良いのか金融機関などの縛りなしで相談したいといった方に最適です。
注意点としては、自分に適したIFAを見つける必要があることです。相談するIFAによって、サポート内容や運用方針、取り扱いのある金融商品も変わってきます。大切な退職金を上手に活用するためにも、IFAは慎重に探すようにしましょう!
IFAにもさまざまな強みを持った人がいます。縛りがない分、取り扱い商品なども違ってくるのでしっかり選ぶようにしたいですね。IFA探しをサポートしてくれるサービスもあるので、そちらを利用しましょう。
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退職金運用を相談する際の注意点
ここからは、退職金運用を相談する際の注意点について紹介します。これまで投資はある程度行ってきたけど、大きな金額を運用したことがないといった人もいるでしょう。
そんな人は、以下の4つに注意して退職金を運用してみてくださいね。
短期的な成長利益を考えない
投資全般に言えることですが、短期的な成長を考えないことが非常に大切です。短期的な成長が見込めないからと、すぐに諦めてしまえば運用することで損をしてしまう可能性もあります。
定年退職後から10年、20年単位での長期運用を心がけることで、元本割れのリスクを軽減し、安定した運用が可能になるのです。
専門家と相談しつつ、長期運用していきましょう。
短期的な運用は非常に危険で大きなリスクも伴います。少しずつ増やして安定した利益を確保しましょう!
リスク分散しておく
退職金などの大きな金額のお金は、リスク分散しておくことが大切です。一つの投資先にすべての資産を突っ込んでしまうと、選んだ投資先が暴落することによって大損してしまう可能性もあります。
そうならないためにも、複数の投資先を選んで、分散するのも安定して運用するための大切な手法となります。
マイナスになる可能性も危惧しておく
退職金を運用していくなら、マイナスになる可能性も危惧しておく必要があります。投資全般に言えることですが、すべてのプラスになるわけではなく、リスクもあることを覚えておいてください。
マイナスになるタイミングが来ても焦らず、専門家に相談しつつ長期運用でプラスを目指していきましょう。
任せっぱなしにしない
退職金の運用で一番大切なこととも言えることですが、専門家に相談しても任せっぱなしにせず、自分でもしっかり運用について勉強したり、把握しておくことが大切です。
相談先の言われたまま購入、運用をしたら
- マイナスになってしまった
- 思った以上に手数料が高くて大損した
といった失敗談も多くあります。専門家に頼りつつも、任せっぱなしにしないのが大切です。
投資で一番失敗するリスクが高いのが担当者に「任せっぱなし」なのです。しっかりと自分でも投資を理解し、プロに相談しつつ確実に利益の出る方法を選んでくださいね。
おすすめの退職金運用方法
ここからは、おすす目の退職金の運用方法について紹介していきます。退職金の運用はどうしようかな?と考えている人は、ぜひ参考にしてくださいね!
個人向け国債での運用
個人向け国債の運用のメリットとしては、元本割れなしで国が毎月発行しているので安心して購入できる点が魅力です。
購入は1万円から可能となっており、銀行やゆうちょなどの口座から申し込むだけで取引ができるようになっています。また、国債は個人間での譲渡や相続も可能となっているのでおすすめです。
デメリットとしては、そこまで金利が高くないので運用しても思ったよりプラスにならない可能性があります。
投資信託での運用
投資信託の具体的な仕組みとしては、複数の投資家から資金を集めて専門家が債券や株式で投資・運用するといった金融商品となります。
少額で分散投資するなら、投資信託での運用もおすすめです。決算時の分配金、換金時などに税金がかかってくるので、注意が必要です。
NISAなど非課税制度を活用しての運用
前述した投資信託とは異なり、非課税での運用が可能なのが最近よく耳にする「NISA」です。非課税制度の種類としては、「一般NISA」「つみたてNISA」などがあります。
証券会社や銀行などの証券口座(NISA口座)を開設すれば、株式を購入することが可能です。
NISA口座の選び方としては、
- 金融商品のラインナップが豊富
- ポイント還元がある
- 取引手数料があまりかからない
これらを気にし口座開設を検討してみてください。
NISAは非課税運用が可能なので、口座を持っていない方はこれを機にNISA口座を作ってみるのもおすすめです!
退職金運用で資産を増やすには
せっかく退職金を運用するなら、資産を少しでも増やしたいですよね。ここからは資産を増やす方法について3つ紹介します。
運用を焦らない
退職金で資産を増やすには、運用を焦らず地に足を着けて運用することが大切になってきます。
短期的にもっと増やしたい!
と焦ってしまうと、高リスクな運用をしてしまい、慣れない場合はマイナスになる可能性もあるのです。
運用を焦らないためにも、運用方法や方針をしっかりと決めてから、投資を開始してください。
投資はリスクも大いにあるので、焦らず堅実にいきましょう!短期的な運用では損する可能性も高く、危険です。
専門家にしっかり相談する
確実に退職金を増やしたいなら、専門家に相談し協力して運用を進めるすることも大切です。投資のお金のプロに相談することで、安定して運用することができ、将来的な安心も手に入ります。
プロに相談しつつ、複数の投資先を選ぶことでマイナスは避けることができるでしょう。
自分でも投資の勉強をする
プロを頼りつつも、自分でも投資の知識はしっかりと持っておく必要があります。
進めたまま一括で投資をしたらとんでもないマイナスになってしまうことにならないためにも、日々運用について勉強を重ね、毎日の株式なども見るようにしましょう。
長期運用であれば少しずつでも知識をつけていくと、より損をする可能性は少なくなり、将来も安定した資産ができるでしょう。
まとめ
この記事では、退職金の運用方法や相談先について紹介してきました。
退職金という大きなお金を投資する際には、相談先選びは非常に重要になってきます。損をしないためにも、相談先選びは慎重に行うようにしましょう。
また、投資方法を選ぶ際には、長期的な視点も重要です。自分でも投資先や方法を調べたりしながら、最善の方法を見つけていってください。
退職金運用の相談先探しなら