匿名で不動産の一括査定をする方法とおすすめサービス10選

匿名

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不動産を売却する際、「まずは査定額を知りたい!」と考える方が多いでしょう。しかし、「査定を依頼すると営業電話が増えるのではないか?」と心配になる方も多いはずです。

そのような方におすすめなのが「匿名での一括査定サービス」です。

この方法であれば、個人情報を明かすことなく不動産の一括査定依頼ができます。

この記事がおすすめの人
  • 不動産の査定を依頼したいが営業電話をかけられたくない方
  • 短時間でおおよその相場を知りたい方
  • 売却するか決めかねているが参考までに査定額を知りたい方

そこで本記事では、匿名での不動産一括査定の仕組みや一般的な一括査定との違い、利用の流れ、さらにおすすめのサービス10選を紹介します。

自宅の売却を検討している方や、とりあえず査定額だけ知りたい方は参考にしてください。

目次

匿名での不動産一括査定の仕組み

仕組み

匿名での不動産一括査定サービスは、個人情報を明かさずに複数の不動産会社から査定額を得られる仕組みです。具体的な査定方法は以下の3つのパターンに分けられます。

サービス運営会社が情報を管理する

サービス運営会社が利用者の申込情報を受け取り、個人情報を伏せた形で不動産会社に情報を共有します。

不動産会社は受け取った情報を基に査定額を算出し、サービスを通じて利用者に結果が通知されます。

AIや自動計算システムを活用する

築年数、間取り、駅からの距離など、物件の具体的な条件に基づいて、AIや独自のアルゴリズムを使って物件情報を自動解析し、査定額を提示します。

利用者が入力したデータをもとに、市場データや過去の売買実績を比較し、スピーディーに結果を算出する仕組みです。

特定のマンションに特化した査定方法

特定のマンションのみ査定可能な仕組みです。人気のマンションや大型物件に特化しており、利用者は該当マンションを検索するだけで大まかな査定額を知ることが可能です。

大手から中小企業まで厳選2,500社
一括査定のイエウール
  • どの不動産会社に依頼すれば良いかわからない
  • 何度も複数の会社に査定を依頼するのが手間で大変
  • 少しでも高く売却して資産を最大限に活用したい

このような悩みを抱えていませんか…?

イエウールなら、全国の大手不動産会社から地域密着型の企業まで、厳選された2,500社以上の不動産会社に一度で査定を依頼することが可能です。

最短60秒最大6社に一括査定依頼ができるため、忙しい方でも効率的に各社の査定額を比較し、より高値での売却を目指せます。

また、査定結果だけでなく、不動産会社や担当者の情報も確認できるため、安心して取引を進められる仕組みが整っています。さらに、イエウールでは、厳しい審査基準をクリアした優良な不動産会社のみと提携しているため、信頼性も高いです。

都市部から地方まで幅広い物件に対応しており、分譲マンション、一戸建て、アパート、土地、農地など、さまざまな物件種別の査定が可能です。

運営する株式会社Speeeは東証スタンダード市場に上場しており、透明性と信頼性が保証されています。また、不適切な業者を排除しているため、しつこい営業電話の心配が少ないのも特徴です。

不動産売却に不安を抱えている方も、まずは『イエウール』無料の一括査定を試してみてください。忙しい方でも最短60秒で、理想的な売却プランを見つけられます。

匿名での不動産一括査定と一般的な一括査定との違い

査定方法の違い

匿名での不動産一括査定と一般的な一括査定、それぞれの特徴と違いは以下の通りです。

匿名での一括査定とは?

匿名での一括査定は、個人情報を提供せずに物件や土地の売却価格を予測してもらうことが可能です。

過去の売却データやAIを活用し、入力した住所や物件情報をもとに即座に査定額が提示されます。

一般的な一括査定とは?

一般的な一括査定は、不動産会社の担当者が直接査定を行う方法です。以下の手順で進められることが一般的です。

1.査定依頼を提出(住所や物件情報を提供)

2.不動産会社が現地調査や市場分析を実施

3.数日から1週間程度で査定結果を通知

この方法は、物件の状態や周辺環境なども考慮されるため、匿名査定よりも正確な査定価格を得られます。

ただし、査定依頼時に個人情報を提供する必要があり、その後の営業連絡が発生する場合があります。

一般的な一括査定と匿名での一括査定の違い

2つの査定方法を比較した表が以下となります。

匿名での一括査定一般的な一括査定
営業連絡の有無なし基本的にあり
個人情報の提供不要必要
査定方法AIや自動計算など不動産会社の担当者が調査
査定スピード数十秒〜数分数日〜1週間程度
査定の精度中程度高い

どちらの査定方法を選ぶべきかは、目的や状況に応じて異なります。たとえば、気軽に大まかな価格を知りたい場合には、匿名査定がおすすめです。

この方法であれば、短時間で査定結果を得ることができ、営業連絡のリスクもないため、安心して利用できます。

一方で、正確な価格を知りたい場合には、一般的な不動産査定が適しています。不動産会社の専門知識を活用することで、より精度の高い査定結果を得られるでしょう。

匿名での一括査定の流れ

オンライン相談

匿名で不動産査定を依頼する際の手順は、以下の3つのステップに分かれています。

ステップ1:査定依頼をする

まず、不動産一括査定サービスのサイトで物件の所在地や簡単な情報を入力し、匿名で査定依頼をします。

AI査定サービスの場合

AI査定では、物件情報を入力後、即座に査定結果が表示されます。

複数の業者を利用する場合

こちらの場合、入力された情報が複数の不動産会社に送信され、各社が査定を行います。

ステップ2:結果を受け取る

査定依頼後、しばらくすると査定結果が送られてきます。通知される査定結果は、概算価格や査定書の形式で提供されることが一般的です。

ステップ3:不動産会社に連絡する

最終的に査定結果を比較し、自分に合いそうな不動産会社に直接連絡を行います。

匿名の不動産一括査定のメリットとデメリット

メリットデメリット

手軽さやプライバシー保護といったメリットがある一方で、査定の精度が低いなどのデメリットもあるのが、匿名での一括査定サービスです。

利用上のメリットとデメリットをまとめたので参考にしてください。

メリット

匿名での一括査定を利用する主なメリットは以下の3つです。

  • 営業電話の心配がない

匿名査定では、個人情報を入力しないため、不動産会社から営業電話がかかってくる心配がありません。

売却するか決めかねている段階でも、問題なく利用できる点が魅力です。

  • 短時間で査定額がわかる

通常の査定が数日〜1週間かかるのに対し、匿名査定は数十秒から数分で結果が得られます。

特にAIを活用したサービスでは、スピーディーな査定が可能です。

  • ストレスが少ない

匿名査定は、売却の意志が固まっていない段階でも気軽に活用できる便利なサービスです。

査定結果を確認するだけで完結するため、無理に契約を勧められることもありません。

そのため、不動産会社からの連絡や提案を断る際のストレスも軽減されます。

デメリット

匿名での一括査定を利用する主なデメリットは以下の3つです。

  • 不動産の現状が反映されない

物件の劣化具合や事故物件か否かなどの事情は、匿名査定には反映されません。

その結果、通常の不動産査定で提示される価格とは大きく異なる場合があります。

  • 相場とのズレが生じやすい

匿名査定では、AIや過去の取引データを基に査定額が算出されるため、実際の市場価格とはズレが生じる場合があります。

  • 売却を進めるには再度の査定が必要

匿名査定は概算価格の提供に留まるため、実際に売却を進める際は不動産会社による訪問査定を受ける必要があります。

匿名での不動産一括査定サービスおすすめ10選

不動産査定

匿名でできる不動産一括査定サービスにはどのようなものがあるのか、おすすめ10選を紹介します。

スクロールできます
サービス査定の精度査定スピード対象物件種別対象エリア査定可能件数
LIFULL HOME’S中程度早い土地・一戸建て・
マンション・工場
・倉庫・投資用物件など
全国最大13社
マンションナビ
中程度早いマンションのみ全国最大9社
すむたす
中程度早い土地・一戸建て・マンション関東・東海・関西
Terass Offer早い土地・一戸建て・マンションなど東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県
すまいステップの匿名査定早い土地・一戸建て・マンションなど全国最大4社
IESHIL(イエシル)早いマンションのみ首都圏最大3社
SUMiTAS早い土地・一戸建て・マンション全国
 HowMA(ハウマ)中程度一戸建て・マンション全国最大6社
10秒でDoとても早い土地・一戸建て・マンション全国
らくらく不動産査定中程度早い土地・一戸建て・マンション全国最大6社

LIFULL HOME’S

ライフルホームズ
引用:LIFULL HOME’S
  • 査定の精度:中程度
  • 査定スピード:早い
  • 対象物件種別:土地・一戸建て・マンション・工場・倉庫・投資用物件など
  • 対象エリア:全国
  • 査定可能件数:最大13社

LIFULL HOME’Sは、大手不動産ポータルサイトで、物件情報が1,000万件以上掲載されています。

匿名査定サービスでは全国の土地や戸建て、マンションなど幅広い物件種別に対応可能で、最大13社から査定を受けられます。

初めて査定を行う方や安心感を重視する方におすすめです。

マンションナビ

マンションナビ
引用:マンションナビ
  • 査定の精度:中程度
  • 査定スピード:早い
  • 対象物件種別:マンションのみ
  • 対象エリア:全国
  • 査定可能件数:最大9社

マンションナビは、マンション専門の匿名査定サービスで、Googleマップを活用した簡易査定が可能です。

物件情報を入力せずに地域相場を把握できる点が強みで、マンション価格を素早く知りたい方におすすめです。

すむたす買取

すむたす買取
引用:すむたす買取
  • 査定の精度:中程度
  • 査定スピード:早い
  • 対象物件種別:土地・一戸建て・マンション
  • 対象エリア:関東・東海・関西
  • 査定可能件数:―

すむたす買取は、AI査定と不動産の専門家によるダブルチェックを行うことで、精度の高い査定結果を提供するサービスです。

Terass Offer

Terass Offer
引用:Terass Offer
  • 査定の精度:高
  • 査定スピード:早い
  • 対象物件種別:土地・一戸建て・マンションなど
  • 対象エリア:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県
  • 査定可能件数:―

Terass Offerは、物件情報を入力するだけで、査定額の提示だけでなく、売却戦略についても相談できるサービスです。

個人情報を守りつつ売却を進めたい方や、エージェントから具体的なアドバイスを受けたい方におすすめです。

すまいステップの匿名査定

すまいステップ
引用:すまいステップ
  • 査定の精度:高
  • 査定スピード:早い
  • 対象物件種別:土地・一戸建て・マンションなど
  • 対象エリア:全国
  • 査定可能件数:最大4社

すまいステップの匿名査定は、土地や住居を中心に、簡単に査定結果を確認できるサービスです。査定額を把握した後に、不動産会社へ仲介を依頼することもできます。

IESHIL(イエシル)

イエシル
引用:イエシル
  • 査定の精度:高
  • 査定スピード:早い
  • 対象物件種別:マンションのみ
  • 対象エリア:首都圏
  • 査定可能件数:最大3社

IESHILはエリア特化型の一括査定サービスで、首都圏のマンションに特化しています。膨大なデータを活用し、正確な査定価格を短時間で算出します。

また、部屋ごとの価格情報を閲覧できるため、売却予定物件の相場を詳細に把握できます。首都圏でマンション売却を検討している方におすすめです。

SUMiTAS

SUMiTAS
引用:SUMiTAS
  • 査定の精度:高
  • 査定スピード:早い
  • 対象物件種別:土地・一戸建て・マンション
  • 対象エリア:全国
  • 査定可能件数:―

SUMiTASは、簡単な入力で10秒程度で査定額を得られる匿名査定サービスです。マンション・戸建て・土地に対応しており、全国どこでも利用可能です。

HowMA(ハウマ)

HowMA(ハウマ)
引用:HowMA(ハウマ)
  • 査定の精度:高
  • 査定スピード:中程度
  • 対象物件種別:一戸建て・マンション
  • 対象エリア:全国
  • 査定可能件数:最大6社

HowMAは、AIを活用して物件情報を評価し査定額を算出するサービスです。価格推移も確認できるため、売却タイミングを判断したい方に便利です。

ただし、AIの特性上、査定結果にばらつきが出る場合もあるため注意が必要です。

10秒でDo

10秒でDo
引用:10秒でDo
  • 査定の精度:低
  • 査定スピード:とても早い
  • 対象物件種別:土地・一戸建て・マンション
  • 対象エリア:全国
  • 査定可能件数:―

10秒でDoは、スマホアプリで簡単に査定額を確認できるサービスです。

10秒程度で査定額が提示されるため、忙しい方やスピーディーな対応を求める方に向いています。

らくらく不動産査定

らくらく不動産査定
引用:リビンマッチ
  • 査定の精度:中程度
  • 査定スピード:早い
  • 対象物件種別:土地・一戸建て・マンション
  • 対象エリア:全国
  • 査定可能件数:最大6社

らくらく不動産査定は、位置情報を活用して物件を即座に査定できるサービスです。

詳細な価格ではなく、大まかな査定額をスピーディーに把握したい方に向いています。

匿名の一括査定を利用する際の注意点

注意

匿名での不動産一括査定は手軽に利用できる便利なサービスですが、利用する際は以下の3点に注意してください。

査定価格で必ず売れるわけではない

匿名査定で提示される価格はあくまでも概算であり、その金額で物件が売れるとは限りません。

不動産会社が行う訪問査定に比べて信頼性が低く、査定額と売却価格とで金額にズレが生じる可能性があります。

匿名査定は物件の価値を大まかに把握するための参考として活用し、売却価格のヒントに留めるのが賢明です。

本格的な売却には向かない

匿名査定は簡易的なAI査定であることが多いため、現地で行う訪問査定には劣ります。

訪問査定では、不動産会社の担当者が物件の内外を確認し、現況や周辺環境を考慮した正確な価格を提示してくれます。

そのため、「具体的な査定額を知りたい」「早く売却を進めたい」という方には、匿名査定ではなく訪問査定を受けるのがおすすめです。

戸建て物件の査定精度が低い

戸建て物件はAI査定の精度が低くなる傾向があります。庭の広さや部屋数などの条件が物件ごとに大きく異なるため、査定結果が実際の価格と2~3割も乖離するケースもあります。

戸建ての売却を検討している場合は、匿名査定よりも訪問査定がおすすめです。

まとめ

匿名での不動産一括査定サービスは、電話やメールなどの営業連絡を避けつつ、手軽に物件の価値を把握できる便利な方法です。

まだ売却を決断していない段階で相場を知りたい方におすすめの方法と言えます。

ただし、匿名査定の結果は概算であり、精度の高い査定を求める場合は訪問査定を併用するのがおすすめです。

また、戸建て物件の査定には向いていないことが多い点にも注意が必要です。

本記事で紹介したおすすめサービス10選や注意点を参考に、自分に合った査定方法を選んでみてください。

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この記事を書いた人

福岡出身の二児の母。これまで不動産メディアで3000万円規模の売却リードを複数獲得。現在は複数のクライアントを抱えながら、WEBメディア「えんがわ」の制作も担当。

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