【終活】これだけ読めば生前整理がまるわかり!遺品整理との違いも解説

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終活で生前整理をする、遺品整理をするといったことを聞いたことがあることも多いのではないでしょうか。

遺品整理はなんとなく想像はつくけど、生前整理は何のためにやるか具体的にはあまり知らないといった方も多いでしょう。

この記事がおすすめの人
  • 終活を始めようと考えている
  • 終活の生前整理について詳しく知りたい
  • 終活の生前整理を後悔なく行う方法を知りたい

この記事では、そんな方に向けて終活での生前整理や遺品整理について紹介します。終活を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 初めての生前整理で何をすればいいかわならない
  • 家族のためにも生前整理で後悔したくない
  • 断捨離を手伝ってほしい
生前整理」の相談に乗ってほしい人は、まずはこちらから相談!
目次

終活で生前整理はなんのためにするの?遺品整理との違い

終活での生前整理は、自分のこれまでの人生を振り返ることにもつながるので、終活を始めるのであれば、日々コツコツと積み重ねていくとよいでしょう。

ここでは、生前整理と遺品整理の違いや生前整理を何のために行うのかなどを、詳しく解説していきます。

生前整理と遺品整理の違い

まず、生前整理と遺品整理の大きな違いは、以下のような違いになります。

  • 生前整理・・・生きているうちに人生の最期に備えて、資産や物、人間関係などを整理すること
  • 遺品整理・・・亡くなった故人が所有していた身の回りの物を整理し、住居を綺麗にすること

生前整理は、生きているうちに自分で身の回りの物を整理するのに対し、遺品整理は死後に親族など周りの人が物を整理するといった違いがあります。

なので、終活で使う用語として正しいのは生前整理ですね。

家族の負担を減らすため

終活で生前整理をする理由としては、まず家族の負担を減らすための意味があります。

先ほどの生前整理と遺品整理の意味の違いでも触れましたが、荷物が多ければ多いほど、死後の遺品整理はとても労力がかかります。

あまりにも家に物が多ければ、遺品整理の業者などに依頼して、全て回収してもらうなどといった手段を取る人も多いです。そうならないためにも、生前整理は大切になってきます。

これからの生活で必要なものや大切なもの以外は、売ったり処分したりして、自分が亡くなった後の家族の負担を軽減しましょう。

元気なうちに整理をしておくため

終活で生前整理をする理由としては、身体も認知も元気なうちに整理をしておくと安心だからです。

生前整理は、家の中の片付けだけではなく、相続対策や形見の分配などもあります。高価なものや金額の大きなものは、元気なうちに先に誰かに譲っておくなどしておくと良いです。

形見分けや相続は、親族内でのトラブルにも発展しやすいです。しっかりと生前に整理を進めておきましょう。

生前整理のやり方

生前整理をするメリットについてわかったところで、ここからは、実際の生前整理のやり方について紹介していきます。

物の片付けや処分以外に何をすればいいんだろう?と悩んでいる方は、下記に倣って終活を進めてみてくださいね。

財産目録を作る

生前整理の第一歩目として、まずは財産目録を作成してみましょう。

生前整理で財産目録を作るメリットとしては、自分の所有している資産や財産、負債などを改めて一覧にして知るといったこともできるので、非常に重要です。

財産目録とは

財産目録とは、名前の通り財産の一覧表で、終活では生前整理の際に遺言書とともに作成します。

生前に自分の財産の整理のために作成する目的もありますが、大きなポイントは亡くなった後に相続人に財産の一覧を引き継げるといった役割もあるのです。

そうすることにより、死後の財産目当てによる相続トラブルもなくなり、気持ちよく親族に見送ってもらえることができるでしょう。

財産目録の書き方

相続人となる親族や自分がどういった財産があるのか、一覧でわかるようにまとめたもので、実際には以下のような内容を記載します。

不動産、株などの証券財産、現金、保険、負債などに分けて、誰が見ても理解できるようにわかりやすく記入をしていきましょう。

あくまでも財産目録は、財産の一覧表になるので誰に相続するかなどは遺言書で明確にする必要があるので、そこは注意が必要です。

必要なものを選択する

終活での生前整理は、財産の整理だけではなく身の回りの整理も大切です。今の生活で必要なものを選択するといった作業を行いましょう。

生前整理で不要となったものは、買取サービスに出すのもおすすめです。もう使っていない高価なネックレスや衣服、着物、バッグなどはありませんか?長年箪笥の肥やしになっているのはもったいないので、ぜひこれを気に不要なものを買取査定に出してみてください。

思いがけず、高価売却できて貯金が増えるかもしれません!

断捨離をする

先ほどの必要なものを選択することにもつながりますが、この際片付けだけではなく断捨離までしてしまうのも良いでしょう。物がなく、身軽になることで気持ちもスッキリします。

大型家具や家電などの断捨離をする場合は、不用品回収や生前整理をサポートしてくれる業者に依頼するとスムーズに整理が進みます。また、大型家具や家電を断捨離したらその後は、必要なもの以外はレンタル家具で暮らしてみるのもおすすめです。

毎月のレンタル料だけで家具や家電を借りることができます。また、レンタルなので故障の際のサポート、電球や電池、掃除機の紙パックなどの消耗品はレンタル料に含まれているので、非常にお得で便利です。

家具や家電の断捨離を考えている方は、ぜひ検討してみてくださいね。

終活で生前整理をするメリットデメリット

生前整理の具体的な方法がわかったところで、ここからは、終活で生前整理をするメリットデメリットについて解説していきます。

生前整理には、どのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

メリット

生前整理のメリットは、

  • しっかりとした意識のうちに整理することで理想の最期を過ごせる
  • 残りの生活が充実したものになる
  • 残された家族や周りの人の負担を軽減できる
  • 自分がなくなった後の身内のトラブルを防ぐことができる

などがあります。

これまで話してきたように、生前に自身の身の回りを見直し、整理しておくことで今後の生活も豊かになり、残される家族も安心して見送ることができるでしょう。

そのためにも、体も意識もハッキリとしている元気なうちに、整理をしておきましょう。

デメリット

生前整理のデメリットとしては、

  • 不要なものが出てきたときに処分費用がかかってしまう
  • 死」を意識していまい、不安・寂しいといった感情が生まれる
  • 思った以上に時間がかかり、うまく進まずに疲れてしまう

などがあります。

生前整理とひとことで言っても、家具や家電、不動産や車などの大型で費用のかかるものは、どうすれば良いのか悩んでしまうこともあると思います。

そういったときには、1人で悩まず親族や周りの人、生前整理の専門業者などに相談するようにしましょう!きっと最善の案が見つかるはずです。

終活の生前整理を失敗なく進めるには

終活の生前整理を失敗なく進めるには、以下の3つのポイントが大切になってきます。

  • 家族と一緒に進める
  • 一気にやろうとせず日頃から少しずつ整理する
  • 専門家や業者にも相談してみる

それぞれの失敗しないポイントを具体的に解説していきますので、読み進めてみてくださいね。

家族や周りの人と一緒に進める

生前整理は家族と一緒に進めるのがおすすめです。終活全般でも言えることですが、死後は管理をするのが家族になります。そのための準備となるので、家族や周りの人と一緒に行うとスムーズに進められます。

一緒に進めることで、整理し忘れているものに気づけたり、伝え漏れていることがないのかなどもその都度確認できるので、話し合って共有していきましょう。

一気にやろうとせず日頃から少しずつ整理する

生前整理は、一気にやろうとせずコツコツと時間のあるときなどに進めていくのが良いでしょう。

この日にすべてやると決めて行っても、整理しきれなかったり、忘れていたりすることも多いです。そのようなやり忘れを防ぐためにも、日を分けて少しずつ整理を進めていくようにしましょう。

  • 家の物を片付ける日
  • 財産目録を作る日
  • 高価な物を選別する日

など、コツコツと行っていくことで、やり残しもなくなります。

専門家や業者にも相談してみる

自分や家族だけでは、家の中の物の整理や財産の整理が不安という方は、生前整理の専門業者に相談してみるのもおすすめです。

物を整理するといっても、ただ捨てるだけではもったいないですよね。大量の食器や家具、昔使っていたおもちゃなどは買取ができる可能性も十分にあります。

生前整理の業者に依頼することで、片付ける物の価値を判断してくれるので、安心して任せられるでしょう。相続のサポートなども一緒に行っている業者もあるので、ぜひ依頼をしてみてくださいね。

終活の生前整理は残る家族のためにも大切な準備!

終活の生前整理は、自分のためでもありますが、将来残される家族や周りの人のためにも大切な準備です。

体力や意識もハッキリしているうちに、おおまかな整理をしておくことで、急に病で倒れたり、事故や災害にあってしまった時でも、周りの人が落ち着いて行動することができます。終活の中でも大きな役割でもある「生前整理」。

これを機会に、家族や周りの人と話し合って始めてみませんか?

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この記事を書いた人

東北出身のWEBライター歴13年。恩師の他界をきっかけにシニア世代に関心を持ち、2024年「セカンドライフ応援協会」を設立。現在は上場企業でWEB施策を担当しながら、シニア向けメディア「えんがわ」を運営中。

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